No.70 アクティブリカバリー(クールダウン)はトレーニング効果を高める。

トレーニング

No.41記事で「クールダウンを実施しても回復しない!むしろデメリットもある。」という内容をご紹介しました。

今回の記事では、No.41記事内でほんの少しだけ触れた「アクティブリカバリーの利点」を紹介したいと思います。

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結論

アクティブリカバリー(クールダウン)は、
○短期的な視点【疲労回復にはメリットなし】
●中長期的な視点【トレーニング効果を高める】

「目的」が疲労回復という場合の「手段」としては適してませんが、
高強度トレーニング後の嫌気性能力&持久力向上という目的には適してます。
という結論になります。リカバリーという言葉は不適切となりますね。
(※現時点では。)

疲労回復にはメリットなし

トレーニングに、アクティブリカバリーを実施しても
数時間後のパフォーマンスに良い影響は無かった。

その他、筋肉損傷や筋肉痛からの回復にも効果は認められていません。

トレーニング効果を高める

では、アクティブリカバリーにはメリットが無いのかというとそうでもありません。

高強度トレーニング後にアクティブリカバリーを継続して実施ていると、
中長期的に「持久的な能力」が向上する可能性が高いです。

つまり、トレーニング期間は積極的にクールダウン(心拍数120/1min)程度の運動を取り入れる。
試合前やテーパー期では、クールダウンを実施せず、
練習後は速やかに「ケア・マッサージ」もしくは「栄養補給」に取り掛かる。
というように時期に合わせた【手段】を分けていくと良いかと考えられます。

論文紹介

HIIT(高強度インターバルトレーニング)後に、アクティブリカバリーを実施した群では
嫌気性能力の向上が有意に見られました。
Active Recovery After High-Intensity Interval-Training Does Not Attenuate Training Adaptation
著者:Thimo Wiewelhoveら
公開日:2018年4月18日
https://www.frontiersin.org/articles/10.3389/fphys.2018.00415/full

SIT(スプリントインターバルトレーニング)後に、アクティブリカバリーを実施した群では
持久的能力の向上が有意に見られました。
Active Recovery Induces Greater Endurance Adaptations When Performing Sprint Interval Training
著者:Takaki Yamagishiら
公開日:2019年3月28日
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC6445608/

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