強化合宿あるある。毎年この時期に思うこと。

年末年始がやってまいりました。学生アスリートにとっては、学校がお休みとなり、合宿に突入しているチームが多いかと思われます。

合宿では、普段の練習とは違う「刺激」が入り、身体の成長が大いに期待できます。

しかし、毎年この時期になると感じることがあります。それは刺激の「量」を与えすぎてしまうこと。スタッフ陣の考えとしては、年末年始の強化合宿なのだからとことん追い込もう!と変な気合を入れている指導者は多いです。

追い込むこと・疲労困憊までトレーニングをすること自体は必要な刺激になります。ですが、普段のトレーニング刺激量から比較して、あまりにも多すぎる刺激量を与えてしまうことは怪我や故障のリスクを高めてしまいます。さらには、合宿後にカゼをひいたり体調を崩してしまったりしてトレーニングの中断を余儀なくされることも多々発生します。それは結果的に大会でのパフォーマンスを低下させてしまう。そんなことでは本末転倒です。

普段のトレーニング刺激が異なる選手たちが集まって合宿をするこの時期だからこそ、改めてトレーニングの「刺激」について指導者の方々は再認識をしていかなければなりません。

刺激量の急激な増大に耐えられる身体を持った選手だけが強くなる。そんなふうにしか見えない現場は悲しい。そういう淘汰の方法なのだ!ということならば選手たちには別の方法でも強くなれる方法があることを認識してもらいたいと思います。自分のトレーニング環境は自分で選べるのだということも含めて。