トレーニングツール(血流制限バンド)

最近、トレーニング刺激の一つとして締め付けバンドを導入しました。

血流制限バンド装着
トレーニング前の元気な筆者

血流制限バンド装着による効果は大きく3つ。

①速筋(白筋)繊維がより多く動員される。
バンドによる締め付けにより、血流を制限した状態で運動をします。それにより締付け部位より末端の筋肉内環境が低酸素となり速筋繊維が通常より動員される。

②ホルモン分泌の活性
・ノルアドレナリン活性=血流制限運動により心拍増→ノルアドレナリン活性
・成長ホルモン活性=血流制限運動により乳酸産生→脳下垂体を刺激→成長ホルモン活性
これらホルモンの活性による効果は多くの可能性を想像させてくれますね。ノルアドレナリン活性により記憶力アップなど…。

③筋肉合成シグナル促進・分解シグナル抑制
まとめると筋肉を成長させ、分解されにくい。ということになります。
・筋合成促進=mTOR(細胞増殖シグナルを担うタンパク質)を活性化させる。
・筋分解抑制=ミオスタチン(細胞増殖を抑制するタンパク質)の働きを抑制する。

以上のような機序により、トレーニング効果が期待されます。

どのようなトレーニングでも言っておりますが、万能なトレーニング刺激というのは無い。と考えたほうがよいです。あくまで、様々な刺激のひとつである。という認識が、高みへ行くために必要だと思います。


トレーニング後の疲労困憊状態である筆者

2019年4月14日(日)
BFRトレーナーズ協会が発行している「BFRトレーナー資格取得講座」を受講し、BFRトレーニング指導の資格を取得してきました。

(左)筆者と(右)講師の山本義徳氏
(左)筆者と(右)講師の山本義徳氏
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