No.31 【クエン酸】摂取による効果まとめ

栄養学

質問力の高いアスリートから、会う度にサプリメントや栄養に関する「質問」をされます。
ためになる返答になっていれば良いですが、質問をされることによって私自身も再考したり学び直す機会となっていることに気付かされます。
ちなみに、質問してくるアスリートから見た私は「競技コーチ」のはずですが…
サプリ大好きおじさんだということがバレているのでしょうか…。

医薬品登録販売者の試験もパスしておりますので、それなり以上の情報を提供している自負はございます。

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【クエン酸】摂取による期待される効果まとめ

①解糖系とクエン酸回路をつなぐ。

⇨アセチルCoAカルボキシラーゼ(脂肪酸合成の律速酵素)の活性を高める。
⇨ピルビン酸デヒドロゲナーゼ複合体(ピルビン酸をアセチルCoAに変換)が活性化する。

②グリコーゲンの貯蔵を促進する。

⇨ホスホジエステラーゼ(解糖系の律速酵素)を阻害するため。
⇨上記①によりクエン酸回路の活性が高まるため。

③アシドーシスを改善する。

⇨乳酸デヒドロゲナーゼ(ピルビン酸から乳酸への変換を促す働き)を阻害する。
 →乳酸脱水素酵素(LDH)とも表記される。肝臓のコリ回路では、乳酸→ピルビン酸へ変換を促す働きもある。
※クエン酸自体は酸性の物質であるが、体内へ入るとアルカリ性へ変わる。

④血流を改善する。

⇨シクロオキシゲナーゼ(PGG2やTXA2の生成に関する酵素)を阻害する。

⑤ミネラルの吸収を促進する。

⇨鉄やカルシウムやマグネシウムなどの金属ミネラルとキレート結合をし、吸収されやすい形となる。

摂取のタイミング

上記の5項目から考えると、適切なタイミングは
「食後」と「トレーニング後」であると考えられます。
様々なスポーツ飲料に配合されている【クエン酸】ですが、今一度、効果を認識し
摂取するタイミングを検討してみましょう。

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