やまざき ゆうた– Author –
やまざき ゆうた
-
論文紹介
アスリートに仲間は不要なのか?苦しい時に支えてくれる仲間の大切さ
「私は1人で強くなる」「仲間は必要ない」。 上り調子のアスリートの中には、このような考えを持つ人も少なくありません。確かに、自分のことだけに集中することで、短期的にはパフォーマンスを向上させやすいでしょう。しかし、長期的には、仲間の存在が... -
論文紹介
2週間のテーパーで50mが1秒(3%)速くなりました。
レースまであともう少し。日々の練習に励んできた成果を発揮したい気持ちと同時に、不安を抱えている方も多いですね。 そんな不安を少しでも解消するために取り入れていきたい方法「テーパリング」。水泳の現場では「テーパー」と呼ばれることが多いかな。... -
解剖学
スプリントトレーニングが先か?最大有酸素速度(VO2max)トレーニングが先か?【トレーニングの順番】
スポーツ指導者・コーチがトレーニング内容を考える際には、トレーニングの強度や量や頻度など、さまざまな要素を考慮する必要があります。 その中でも、トレーニングの順番は、トレーニングの効果に大きく影響を与える重要な要素だと思います。しかし、水... -
論文紹介
扁平足が水泳選手のパフォーマンスに与える影響と、その対策
足裏のアーチがほとんどない状態、それが扁平足です。 扁平足は、足部の筋力低下や、足底筋膜・その他の足底靭帯の弛緩などの原因によって生じると考えられています。 なんとなく、扁平足は悪い。水泳選手は扁平足が多い。と言われているような気がします... -
論文紹介
汗から乳酸を測定する:スポーツの新しい視点
競技スポーツの現場では、トレーニング効果の評価や運動能力向上を図るために、さまざまなバイオマーカーが活用されています。その中でも「乳酸」の測定は、個々の選手の運動強度や体調を把握する上で重要な指標であると考えられています。 現状、スポーツ... -
論文紹介
音とリズムを用いた水泳トレーニングについて
水泳選手のトレーニングにおいて、従来から明らかになっている基礎的アプローチに加えて、新しいアプローチを追加検討することは、常に選手の競技力向上を追求する指導者にとって欠かせなくなっているように感じます。 水泳パフォーマンスを向上させるため... -
治療関連
痛みという言葉の定義について考えてみたい(筋骨格系)
アスリートにとって、怪我や故障は付き物であると言われます。 しかし、明らかな外傷や受傷原因の分からないものだけど練習すると痛みがあるといった、いわゆる慢性痛のようなケースも多くあるように感じています。 今記事では、「痛み」について定義され... -
論文紹介
肩の痛み(スイマーズショルダー)とクロール泳での肩の内旋との関係について
水泳選手の肩の痛み(スイマーズショルダー)について取り上げた記事となります。 スイマーズショルダーの説明や特徴は過去記事をご覧ください。 https://hari-sports.com/care/swimmers-shoulder https://hari-sports.com/swimmer/shoulder-snorkel 今記... -
論文紹介
VO2max向上のトレーニング比較研究の紹介とメタファー
持久系アスリートの皆さんが一度は聞いたことがあるであろう「VO2max」という言葉。 VO2max(最大酸素摂取量)とは、1分間で体重1kgあたり何mlの酸素を体内に取り込みことができるかを表しています。単位は(ml/kg/分) これは全身持久力の生理学的な指標とし... -
競技力向上
見た目を真似するだけではダメ?外見よりも中身!!
ふざけたタイトルにしてしまいました。 今記事では、「動き」を見るときに気を付けたいことを述べていきたいと思います。 見た目だけで判断しない。 特に、レース映像の一部分を静止画として「手はこうなってる。足はこうなってる」と理解するだけではもっ...