やまざき ゆうた– Author –
やまざき ゆうた
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論文紹介
【カフェイン】摂取量&タイミング(パフォーマンス向上)
コーヒー大好きアスリートの皆さまへ。 コーヒー中に含まれている「カフェイン」による運動パフォーマンスへの効果は大いに認められています。 ◎カフェイン摂取による効果↓【運動能力向上】についてはNo.39記事【筋グリコーゲン回復】についてはNo.38記事... -
競技力向上
【自主性と主体性】スポーツの練習について考える
今回はいつもの研究論文を紹介する記事ではなく、エッセイ的な内容となっております。2020年の年始頃に、ダッシュスイミングスクール新潟へ練習を見学にお越しくださった方々と話をしている中で、考えていたことをブログ記事にしています。 ツイッターでは... -
論文紹介
【腕立て伏せ】水泳肩の選手は要注意(スリング編)
No.94の記事では、肩痛を抱える人を対象としたエクササイズの比較実験論文を紹介しました。 ◎前鋸筋を活性化させる「ウォールスライド」 注意点としては、僧帽筋の上部繊維をなるべく働かせないことと私見を述べました。さらに、水泳選手で胸部脊柱の動き... -
論文紹介
【腕立て伏せ】筋肉活動の違い(スリング編)
前回の記事(No.94)では、 肩の痛みがある人たちを対象に 「スリング」エクササイズと「ウォール」エクササイズで効果の違いを比較した論文を紹介しました。 スリング(Sling)とは、吊り下げる。というような意味があります。 エクササイズなどで使用さ... -
論文紹介
【肩の痛み】ウォールスライドエクササイズの効果
肩の痛みを抱えている人たちの肩甲骨(アライメント)には特徴的な姿勢の傾向があります。 その中のひとつに「SDR : scapular downward rotation(肩甲骨の下方回旋)」という姿勢があります。 このような肩甲骨の姿勢が、肩峰下疼痛症候群につながってい... -
論文紹介
スポーツ競技の早期専門化「メリット・デメリット」について【アーリースペシャライゼーション】
オリンピックでメダルを獲得した選手たちの生い立ちを取り上げて、 「生まれてすぐ競技に取り組みました」的な紹介を目にします。 東京五輪後もそういった論調で語られることが多くあることでしょう。 一つのスポーツに早期(若年)から専門化するのは、良... -
論文紹介
ジャンプでバタ足(フラッターキック)が速くなる?
水泳ネタです。今回は、「バタ足」について。バタ足を英語では、「flutter kick(フラッターキック)」と表現します。フラッターとは「はためく」という意味ですね。 板キック25mの前にジャンプ運動を複数回実施。バタ足の速度・頻度・推進力などに影響が... -
論文紹介
【水泳の練習方法】USRPTというレースペース練習
No.90の記事では、量質転化について取り上げました。 「量」vs「質」という構図は議論が尽きませんし、このトピックについてディスカッションするのは個人的にも好きです。 水泳選手の水中トレーニングでは、Rushallという人が2011年に提唱したとされる【U... -
エッセイ
スポーツ指導者が【量質転化】について考えてみる。
スポーツ指導者のあいだでも、話題として尽きない「量と質」の問題があります。 たくさん練習することはムダだ!量を減らして質の高い練習をするべき! 量は不要。質が必要。 昨今、このような論調が多く見られるように感じています。根性論が旺盛していた... -
論文紹介
【水泳】Polarized(ポウラライズド)トレーニングについての研究論文を紹介
No.88の記事では、競泳選手の「高強度(HIIT)」トレーニングに関する研究論文を複数ご紹介しました。 高強度インターバルトレーニングは、初級者〜中級者層では、パフォーマンスに良好な効果が見られました。ですが、競泳選手のエリート層では効果をもた...