「どうやって水中を撮影したら良いのか?」
「使っているアイテムをすべて教えて!」
という質問を定期的にいただくので、こちらの記事で書き残しておきたいと思います。
水泳選手の泳ぎを正しく撮るには「安定した棒(一脚)でGoProを横並走させる」「棒を真っ直ぐ保つ意識」「ターン前後のポジショニング」が重要。
機材はアクションカメラ(GoProやInsta360)、本体を守るフレーム、丈夫な一脚、角度調整用の自由雲台、信頼できるSDカード/カードリーダーを揃えれば十分です。
詳しい理由と実践テクニックは以下へ。
はじめに — なぜ水中撮影が必要か
水中動画は、選手のフォーム把握・技術改善に不可欠です。
コーチや選手自身が動作を客観視できるため、修正点の特定・練習プランの精度が上がります。
私のクラウドストレージには多数の水中動画が保存されており、日常的に指導で活用しています。
まず用意すべき機材(私が実際に使っているアイテム)

アクションカメラ:GoProやInsta360
小型で防水性能が高く、水中での取り回しに優れます。
一脚(棒) — 丈夫で最大長が十分なもの
ポイント:最大長は約150cm程度が理想。棒の断面は「丸型」が水中で真っ直ぐ動かしやすいです。持ち運びを考えた最小長もチェック。
自由雲台(ボールヘッド)
角度微調整がしたい場合に便利。横並走だけなら必須ではないが、斜めや下からのショットを狙うときに役立ちます。
GoPro用フレーム(保護)
バッグでの持ち運びや水中での当たり対策に。傷や破損を防ぎます。
SDカード+純正カードリーダー
高速で安定した読み書きができる信頼性の高いカードと、iPhone等へ移す際は読み込みが速い純正リーダーがあると便利です。実体験では純正品の速度や安定感に助けられました。
いまいちだった「一脚」の形状について

最大長・最小長ともにグッドでしたが…

半円のような形状で、水中を並走させるとグラグラしました…。
実践的な撮影テクニック(現場で使える細かいコツ)
一脚は“真っ直ぐ”を最優先で
棒が傾くとフレームがブレて、選手の左右の位置関係や上下動が正確に読み取れません。棒を握る手の入れ替えや姿勢の切り替えを繰り返し練習しましょう。

ポジショニング
ターン前は5mライン付近で待機し、ターン動作に合わせて素早く追走。ターン直後の選手速度に合わせてダッシュする場面が重要です。
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角度の取り方
横からの平行ショットでストロークとキックの位相差を見るのが基本。必要に応じて下方からのアングル(自由雲台で調整)も追加すると動作理解が深まります。
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動きの追い方
選手の真横をキープして並走する時は、体の回転(自分の体軸)と棒の角度を同期させ、スムーズな並走を心がけると映像が滑らかになります。
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よくある失敗とその対処法
- 棒の形状が悪くてグラつく → 丸断面の一脚に変更。
- ファイル転送が遅い/止まる → 高品質なSDカード+純正リーダーを使う。
- ターン直後に追いつけない → 5mラインで待機→素早いダッシュ→棒を真っ直ぐ保つ練習を繰り返す。
撮影後の運用(保存・活用)
▶︎命名規則を決める
(例:YYYYMMDD_選手名_種目_距離)→検索しやすくなります。
▶︎クラウドでバックアップ
編集前の元データを必ず保存。
▶︎コーチングでの活用法
短いクリップ(5–10秒)を切り出して、修正点を選手に見せる。繰り返しの比較が効果的。
FAQ(そのまま構造化データに使えます)
Q1:水中撮影にスマホは使えますか?
A:短時間の撮影や陸上からの撮影では可能ですが、水中で並走して撮るのであれば防水性能と小型性に優れるGoProのようなアクションカメラが扱いやすいです。
Q2:一脚以外でおすすめの道具は?
A:撮影者の負担を減らすためのグリップやハンドストラップ、長時間撮影向けの予備バッテリー、映像確認用の防水モニターなどが便利です。
Q3:初心者でもこの機材で撮れますか?
A:はい。最初は並走の練習が必要ですが、機材の選定と「棒を真っ直ぐ保つ」ことを意識すれば十分に実用的な映像が撮れます。
まとめ
水中映像は選手の成長を可視化する最良のツールです。まずはGoPro+丸型の一脚+信頼できるSDカードの組み合わせで試してみてください。

