不安と恐怖についてのアプローチを考える

高みを目指すアスリートが「不安と恐怖」という感情を抱き、それらに向かい合っていく姿を見て、色々と考えさせられます。

今後も、不安や恐怖といった感情を抱いてしまうことは多々あるでしょう。

そんなときに本記事が、ほんの少しでも役に立つようなきっかけになれたら良いなと思い、

自分なりの文字で、考えを整理してみようとパソコンに向き合っている次第です。

目次

不安と恐怖の定義

まずは言葉の定義から

不安

対象を特定できないことに対する感情。

分かりやすく言うと、

「知らない」ことに対して抱く感情です。

恐怖

対象を特定できることに対する感情。

分かりやすく言うと、

「知っている」ことに対して抱く感情です。

不安と恐怖への対処法

不安の本質は「未知」

不安は「知らない」ことに対しての感情ですので、少しでも「知っている」という状態に向かうようにする学びが効果的だと考えられます。

あるいは、

「知らない」を、実体験することで少しでも「知っている」という状態にする。こういったアプローチによってわずかでも軽減するのではないかと考えられます。

恐怖の本質は「既知」

恐怖は「知っている」ことに対しての感情です。なので、その対象への事前準備によって少なからず軽減するのではないかと考えられます。

あるいは、

良心的な誰かに、ひたすら時間を使ってもらって聞いてもらう。という方法も効果的かもしれません。

私見まとめ

私にとって、

恐怖は、ゴキブリで

不安は、オバケです。


ゴキブリは見たこともあって「知っている」ものです。いつ私の目の前に現れるのか、とても恐怖です。

恐怖(ゴキブリ)への対処法は、ゴキブリ撃退グッズを買い漁り、出現した場合をリアルに想定した避難訓練を定期的に実践しておくこと、つまり事前準備をどれだけできるか。


それに対し、

オバケは見たこともない「知らない」ものです。今後、出会うことがあるのか分かりませんが、想像したら不安で仕方ありません。

私の不安(オバケ)への対処法は、オバケに関する図鑑をいくつか読んだり検索してオバケの実態を知ろうとしました。しかし、オバケを見たと言う人の実話などを聞く機会に恵まれていません。

なので、デカルトやヒューム的に考えて、オバケは経験に由来しない想像の産物であると理解するようにしました。

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