山﨑 裕太– Author –
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競技スポーツを通して身に付く「考える仕組み」について考えてみた
「考えなくてもいい環境」は楽ちんです。誰かの指示に従っていれば悩むこともなく、余計なことを考えずに毎日を過ごせます。 しかし、そのラクさの先にあるのは「変わらない」毎日。 もし「今より良い未来にしたい」と望むなら、自分の頭で考えることが必... -
HIITやSITをもっと上手く活用したい:インターバルトレーニングの具体例
アスリートにとって効果的なトレーニング方法を選ぶことは、競技パフォーマンス向上への鍵です。その中でもインターバルトレーニングは、世界中で取り入れられているトレーニング手法です。 しかし、とりあえず「インターバルトレーニングをすれば良い」と... -
ウォームアップの本当の効果とは?
「ウォームアップ運動は必ずやるべきもの」—— そう信じている人は多いでしょう。 しかし、どのようなウォームアップが効果的なのか、そもそも全員に必要なのかについては、実は科学的に明確な結論が出ていません。 最近の研究論文(メタ分析)によると、ウォ... -
個人競技はメンタル病みやすい問題について
「アスリートはメンタルが強い」この言葉を聞いて、どんな人を思い浮かべますか? 強い精神力でどんな困難も乗り越えるストイックなアスリートでしょうか?それとも、周囲の支えを受けながら競技に励む選手でしょうか? 「個人競技のアスリートほどメンタ... -
背泳ぎブレイクアウト(浮き上がり)テクニックについて
コンマ数秒を競う競泳において「スタートやターン後の15m通過タイム」は今となっては気にしていない人はいないんではないでしょうか。 その中でも「ブレイクアウト(浮き上がり)フェーズ」に焦点を当ててトレーニングしているスイマーやコーチも増えてきて... -
コーチングの基礎となる理論を学ぼう!5つの心理学モデルを紹介
コーチングの目的は、対象者の能力を向上させ、その能力を最大限に発揮してもらうことです。 コーチングの世界では、単なる経験や勘だけでなく、科学的な理論に基づいたアプローチが必要。これらの理論を理解し、実際にどう活用するかを知ることで、コーチ... -
ジュニア期の水泳選手トレーニングを見直すべき理由 – 早期専門化によるリスクについて
ジュニア期の全国大会で勝つという目標は、多くのジュニア選手やその家族、コーチにとって大きな夢であり、達成したいゴールとなっているように感じます。 大きな大会などで活躍することで注目され、高校や大学への進学や奨学金の可能性も広がるかもしれま... -
トレーニングの頻度について – ダブルスレッショルド・トレーニングによる新たな視点 –
「長時間のトレーニングをこなすほど強くなる」多くのコーチや指導者が抱くこの考え方がありますよね。 持久力を高めるためには、トレーニングの長さだけでなく、頻度にも注目する必要があります。今回は、1回の長いトレーニングと2回に分けた短いトレーニ... -
「〇〇を使って泳げ!」と言われて困ったときに読む記事
水泳の技術・テクニックを向上させることは、多くのスイマーにとって永遠のテーマです。 SNSなどで、新しい練習法やトレーニング理論が次々と紹介される中、どうすれば効率的に自分の泳ぎを改善できるのか、迷うこともあるでしょう。 今回の記事では、動作... -
懸垂トレーニングが水泳パフォーマンスに与える影響:水泳選手の筋力トレーニングの是非を再考してみよう!
筋力トレーニングが水泳のパフォーマンスにどのような影響を与えるのか、あなたはどう考えますか? 「筋トレは筋肉をつけすぎてしまうから、スイマーには向かない」といった意見を聞いたことがあるかもしれません。もしその考えが間違っていたらどうでしょ...