運動(筋肉)のエネルギー

トレーニングやスポーツをするときは必ず筋肉を働かせる。そのために栄養素をエネルギーに変換し体を動かしていきます。
エネルギーが不足すると動きがスムーズにいかなくなったり、集中力が低下したりします。
どのようなエネルギーがあるのでしょうか。

①ブドウ糖→グリコーゲン(嫌気的エネルギー)

高強度の運動時に対応するため素早くエネルギーとなる回路。特に無酸素運動で使われる。持続時間は短い(1分未満)
<食事方法>
炭水化物(糖質)が消化吸収され最終的にグリコーゲンとして溜め込まれる。

②脂肪酸→ケトン体(好気的エネルギー)

中・低強度の運動時、主にエネルギーとなる回路。特に有酸素運動で使われる。持続時間は長い。
<食事方法>
主食である炭水化物を極力摂取しないようにする。すると脂肪酸やケトン体をエネルギーとして利用される。

※ケトン体
糖尿病の人では、ケトン体と聞くと体にとって悪い物質だと思われるかもしれません。
血液中のケトン体濃度上昇は糖尿病の悪化を示すサインとして知られています。
ケトン体は酸性の物質であり、濃度が正常よりも増せばアシドーシスという状態となります。
ですが、インスリンの作用により正常の状態に保てます。

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