トレーニングをする理由はいろいろ。
身体を強くするため・健康維持のため・スポーツ競技力向上のため
目指すものはみんなが違うけれども、トレーニングの原理・原則というものがあります。
トレーニング指導をするにあたって最初に学習するであろうという項目です。
紹介します。
①過負荷の原理 |
:身体に負荷を与えることで成長します。
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②特異性の原理 |
:鍛えた部位が成長します。
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③可逆性の原理 |
:中断すれば成長が止まり、元に戻ります。
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①全面性の原則 |
:ボトルネックを無くし、全身を成長させましょう。
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②意識性の原則 |
:トレーニング目的を意識化しましょう。
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③漸進性の原則 |
:計画的に刺激を増やしていきましょう。
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④個別性の原則 |
:現在の自分に必要なトレーニングをしていきましょう。
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⑤反復性の原則 |
:計画的に継続していきましょう。
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この原則を知らなくても、トレーニング経験者であれば実感していることが多いと思います。
しか~し、知っておいて損なし。
特に、競技コーチ(指導者)でこの原理・原則を理解していない人は多い。指導に当たる選手のレベルや競技種目にもよるが、指導するにあたって資格や勉強が要らないことも多いですからね。
特に「全面性の原則」を無視・理解していない選手と指導者は多いように感じます。理解しているうえで全面性を追いかけない。という選択をして選手も納得しているのならば良いのかもしれませんが…。
長期的にパフォーマンス向上を狙うのであれば、原理原則を基礎としてトレーニングに取り組んでいって欲しいです。