ウエイトトレーニングを実施する意味について説明する際に用いる例え話【スポーツ選手と競技コーチへ】

スポーツ選手が、より良い結果・競技力の向上を目指して「ウエイトトレーニング」や「筋力トレーニング」を導入することがあります。

トレーニング指導者として、選手や競技コーチやスタッフと関わる場合、【共通認識】を持っておきたいと思っています。

そのときに使う例え話を、今記事では残しておきます。

目次

結論

運動(身体活動)をハードとソフトに分けて考えてみる。

✅「身体」はハードウェア。

✅「技術」はソフトウェア。

ペットボトルで例える場合

🔽500mlペットボトルが「身体」

🔽ボトルの中に入れられる容量が「技術」

スマホで例える場合

🔽スマホ本体(iPhone、Google Pixelなど)が「身体」

🔽アプリ(LINE、Twitter、Gmailなど)が「技術」

パソコンで例える場合

🔽PC本体(モニター画面、キーボード、マウスetc)が「身体」

🔽OS(WindowsやMacなど)が「技術」

車で例える場合

🔽車本体(ボディ、エンジン、タイヤ、マフラーetc)が「身体」

🔽運転手(車を運転するあなた自身)が「技術」

文章で伝える例文

自分の身体を「iPhone」だと思ってください。

今のあなたは「iPhone 6」です。電池の減りも早い、容量も少ない、アプリの処理速度も遅い。

「iPhone 12 pro」だと、どうでしょうか?カメラも広角でキレイ、最新のアプリも対応しています。

ウエイトトレーニングで身体を鍛える意味は、「iPhone 6」から「iPhone 12」へのグレードアップを目指す行為です。

あなたの身体がグレードアップされれば、より多く・より高度な技術を獲得することが可能になると思います。


ただし、このような視点も忘れないでください。

「今あなたが取り組んでいる競技特性にとって、必要な身体(iPhoneのスペック)は?」

カメラは使わないのであれば、3つもレンズは不要でしょう。

軽さが必要で、なおかつ処理速度が速いとなれば、iPhone 11 Pro MaxよりもiPhone SE(第2世代)が適切かもしれません。

全く想像もつかないのであれば、ひとまず人として信頼できそうなプロのトレーニング指導者に、一定期間委ねてみる。そして自分の身体がどのように変化するのかを体験する。という選択も場合によってはアリだと思います。

  • URLをコピーしました!
目次