トレーニングが免疫力を低下させる?【ナラティブレビュー】論文

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2019年末頃から「新型コロナウイルス」が流行し始めました。

アスリートは「体が丈夫で、カゼもひかない!」というイメージをお持ちの人もいるかと思います。
ハードなトレーニングを積み重ねる人たち
多くのストレスにさらされている人たちは、カゼを引きやすい。

そんなストレスが体にどのような影響を与えるのか?ということを調査した論文をご紹介します。

目次

論文紹介

題名:チームスポーツ選手が受けるストレスによって、免疫と病気に対してどのような影響があるか?

The impact of sport related stressors on immunity and illness risk in team-sport athletes.
著者:Keaney LCら
公開日:2018年6月20日
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29934212

内容:チームスポーツのストレスが免疫と関連するのかを調べた過去論文を調査しました。

対象となる過去論文の検索用語には、
チームスポーツ選手・ストレス・免疫・SIgA・サイトカイン・T細胞・上気道疾患
が含まれています。

結果:スポーツ選手が受けるストレスのほとんどは、感染症リスクを高める可能性がある!

トレーニングや競技期間によって、
①免疫グロブリンAの減少
②感染症発生率の増加
以上が認められます。

私見まとめ

つまり、アスリートやストレスの多い生活は「感染症にかかりやすい。」と言えます。

しかし、免疫グロブリンだけで病気を予測できる。という証拠はありません。

アスリートに限らず、仕事が忙しかったり、ストレスの多い時期には
「カゼを引きやすい・感染症にかかりやすい」という認識を持ちましょう。
その意識を持つことで、予防するための行動ができます。

大事な試合や試験や仕事がこれから控えている時期には、特に注意して
行動していきたいものです。

予防のための行動は、様々あると思いますが、
免疫グロブリンAを増加させる効果があるサプリメントがあります。
No.28 カラダを守る?大塚製薬【ボディメンテ】

※最近では、花粉アレルギーによる症状を抑制する効果も認められてきました。

それでも、仕方なくトレーニングを中断する場合は、
No.19 トレーニングをお休みしなければならない時の栄養対策
No.26 【かぜ・インフルエンザ予防】アスリートはビタミンCの摂取を。

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