お昼寝の効果を研究した論文を調べていたら、
①昼寝は効果ある論文→②昼寝は悪影響がある論文→③昼寝の効果は方法による論文
以上のような時系列で各論文を読んでしまい、②を読んだあとは結果が真逆であることに
しばらく思考停止状態になってしまいました…。
しかし、そこから他の論文も探してみると包括的にまとめてくれている論文に出会えて、少しスッキリ。その経過を紹介いたします。
目次
私が目にした「お昼寝」に関する論文(時系列)
昼寝後は20mスプリントタイムが速くなりました。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/17852691(Waterhouse,2007)
昼寝後は20mスプリントタイムが遅くなりました。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29893599(Suppiah,2018)
昼寝後は5mシャトルランのパフォーマンスが向上しました。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC6596336/(Boukhris,2019)
こちらの論文では上記2つの論文も引用されており、
昼寝時間の「長さ」や、通常睡眠の「睡眠時間」、昼寝から「覚醒後の時間」などが述べられています。
まとめ
30〜90分間の昼寝により、
昼寝後に覚醒度の改善(スッキリ感)・眠気の改善・主観的な疲労度の改善
この3つが改善されるならば、パフォーマンスが向上するようです。
お昼寝による効果に悩んでいる皆様、参考にしてみてください。